重要文化財小林家住宅
とは
重要文化財小林家住宅とは、東京都内陸部で唯一の村「檜原村」の標高約750mの尾根上に建つ山岳民家です。建物はその構造形式や部材の調査結果等から推測するに18世紀前半(江戸時代中期)頃に建てられたものとみられています。山間にありながら比較的質が良く、改変も少ないこともあり、東京都から山梨県へかけての民家の関連を知ることのできる貴重な遺例であるとして、昭和53年に重要文化財に指定されました。そして平成23年からおよそ3年にもわたる保存修理工事を経て、創建当時の姿へと復原されました。
小林家住宅の沿革
昭和53年 | 重要文化財に指定 |
平成18年 | 檜原村の所有となる |
平成23年12月 | 保存修理工事 着工 |
平成26年10月 | 保存修理工事 竣工 |
平成27年4月 | 一般公開開始 |